ストアで見た商品が広告表示される広告

GDR(動的リマーケティング)とは Google Dynamic Remarketing の略で、ユーザーが見ていた商品に合わせて広告バナーを自動生成する広告です。GDRの説明の前にリマーケティングの重要性について説明いたします。

リスティング広告には大きくて分けて「集客」と「追客」の2種類あり、それぞれの視点から成果につなげる運用を心がける必要があります。キーワードに基づく検索連動型広告やDSA (動的検索広告)は「集客」、GDR (動的リマーケティング)は「追客」となります。

下図は実際に弊社で計測した、ある店舗の実データです。このグラフは購入に至るまでにストアへ訪問した回数と、購入者数を表しています。購入に至るまでに10回以上訪問しているユーザーが全体の約80%でした。一度目の訪問で即購入につながるケースは珍しく、多くは複数回の訪問後に購入に結びついているという結果でした。つまり「集客」と「追客」の両方を取り組むことで、広告から得られる価値を最大化することができます。

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「動的」なリマーケティングが有効な理由

オンラインストアの場合、通常のリマーケティングではなく「動的」であるところにメリットを感じます。オンラインストアでは複数の商品で構成される単位がブランドとなります。仮にブランドイメージを打ち出したリマーケティング広告を出稿したとしても、頭の中で商品とブランドが一致しなければ、ユーザーの気を引くことはできません。これが GDR(動的リマーケティング)のように、ユーザーが見ていた商品のバナー広告が表示されることで気を引くことが可能となります。

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追客したいユーザー層を絞り込む

追客(リマーケティング)はストアに訪問したすべてのユーザーに対してアプローチ可能です。しかし、ストアに訪問するユーザーの中には直帰したユーザーも含まれます。弊社では以下のようなユーザーリストを設定します。

上記のようなユーザーリストを設定することで、質の高い見込み客に絞って広告配信できます。結果として高い費用対効果を期待できます。上記以外にも自社ストアにあったユーザーリストを作成することが可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。