Google広告の DSA(動的検索広告)とは、キーワードではなくURLを指定することで、ページに関連する検索語句をGoogle広告が自動的に選んで広告配信をするシステムです。なぜ DSA(動的検索広告)が優れているか説明する前に以下の数字を見てください。
この数字何か分かりますか?実は以下のようなキーワードに該当する割合なんです。
いかがでしょうか?これは人間の思考では、もはや予測できる範囲を超えているのではないでしょうか。そこで増え続ける検索キーワードに対応すべく開発されたシステムがGoogle動的検索広告(DSA)です。
検索クエリとキーワードの違い
検索クエリ:ユーザーが検索する際に入力する語句やフレーズ キーワード:広告主が広告や設定する語句やフレーズ
DSA(動的検索広告)は検索連動型広告の中で「キーワードに基づく検索連動型広告」ではなく、キーワードの代わりに対象ページを登録することが特徴となっています。
動的検索広告はウェブサイトのコンテンツに関連する検索語句で検索された場合に広告を表示します。基となるインデックスデータはGoogleが自動で収集します。キーワードを手動で登録する必要がなく、広告タイトルは動的に生成されます。先ほどの「過去6ヶ月に1度も検索されたことの無いキーワード」「3語以上の検索クエリ」「完全に一致するキーワードの無い検索クエリ」といった検索クエリに対しても有効なアプローチと言えます。ただしメリットだけではなく、デメリットもあります。
新規取扱いブランドで DSA(動的検索広告)を出稿するとなると、対象となるページがインデックスされるまで広告出稿の成果が望めません。また、あるキーワードでまったく同じ入札単価であった場合は「キーワードに基づく検索連動型広告」が優位なポジションで表示されます。
DSA(動的検索広告)は従来の「キーワードに基づく検索連動型広告」と相互補完の関係にあります。そのため弊社では、完全一致のキーワードや「ブランド名+通販」といった具体的なキーワードは手動で運用し、ユーザーの検索クエリを想定しにくいものはDSA(動的検索広告)で運用する方法を採用しております。