効果的なバナー運用についてのアドバイスをお届けします。
トップページバナーに設置以外にも、そのバナーがブランドページにあったら有効かどうかも意識して運用してください。訪問ユーザーの流入経路はブランドページに直接訪れるケースが多く、そこから必ずしもトップページにアクセスするとは限りません。ブランドページでもしっかりとバナーで店舗の提案を発信していってください。また、逆にブランドページにバナーを掲載した際は、常に旬を意識し、古くなったバナーをいつまでも掲載し続けてしまうネガティブキャンペーンにはご注意ください。
バナーの役割はリンク先への誘導です。メッセージ性のあるバナー運用を心がけてください。例えば、「2022SS コレクションスタート」よりも「〇〇な2022SS コレクションスタート」や、特定の商品やカテゴリにフォーカスした提案バナーが効果UPにつながります。バナーが誘導ならば、リンク先は接客の場です。商品の一覧に飛ばすよりも、例えばブログで提案しているページにリンクさせた後に商品詳細ページを見てもらう誘導など、購入に至るまでのストーリーを意識することが極めて重要となります。
バナー画像はビジュアル重視。一昔前までは、バナー内にテキストを画像として盛り込むスタイルが主流でしたが、昨今は様々なディスプレイサイズに対応するためにレスポンシブデザインを採用しているため、バナー内にテキストを盛り込みすぎると、モバイルなどの小さなディスプレイ環境では文字が読めないという機会損失が発生してしまいます。そこで、バナーはあくまでも目をひくアイキャッチとしてのビジュアル表現を意識し、メッセージはなるべきテキスト登録で表現することを推奨します。
ビジュアルに自信がない方は、無料グラフィックツール「Canva」を使用してみてはいかがでしょうか。質の高いフォント(英字)や無料画像、イラストなどの素材が揃っていますので、比較的に簡単にセンスの良いバナーを作成できます。詳しかは下記の記事をお読みください。
グラフィック編集ツール「Canva」なら、素人でもプロ並みバナーが作成可能
バナーは適度に変化させていきましょう。1ヶ月も2ヶ月も同じバナーが掲載されていては更新のない時が止まったストアに見えてしまいます。逆に、あまりにも頻繁に変化させすぎていると、情報をキャッチできないユーザーが増えてしまいます。目安として2週間に1回はバナー状態をチェックし、最適化を検討していきましょう!
バナーを新たに設置したら、メルマガ配信も併せてできないかを検討しましょう。バナーはアクセスしてもらわなければ情報を受け取ってもらえませんが、メルマガは能動的にアプローチ可能です。チャンスを広げましょう!